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東洋の占術は、姓名判断に限らず、人相でも四柱推命でも、一個の人間を小宇宙、あるいは小天地に見立てることから出発します。 そして、その宇宙が一つの美しい絵となって描かれているか、あるいは砂漠を描いたように殺伐とした絵になっているかによって、その人の本質や運勢、家庭運、結婚運、適職運、恋愛運、あるいは健康運など、一般に運勢として総称される事柄について診断するものであります。 美しく心癒されるような宇宙を描いている人は、それだけ徳が高いとして、それなりの素晴らしい人生が約束され、また、反対にとげとげしい宇宙を描いている人は、それだけ紆余曲折した人生を歩みやすいと判断します。 それでは、この宇宙は何によって構成されているかと言えば、天(てん)と地(ち)と人(じん)によって成り立っています。 この大地を地(ち)とするなら、太陽を中心とする宇宙は天(てん)を象 徴し、その天の徳が地に降(くだ)ることによって、森羅万象は育まれています。 この地球はあらゆる生命の母胎でありますが、その母胎から全てのものが生まれ育つためには、太陽の適度な光と熱、ときには雨露となって、大地をやさしく包み込む必要があり、いかに大地が広大で素晴らしいものを秘めていたとしても、何も生み出すことはできません。 春には桜が咲いて我々を楽しませ、秋には五穀豊穣となって、我々に食物を与え、冬には雪景色となって風情を与えてくれますが、大地だけでは成り立たず、また、天だけが存在しても何も生じることはできず、まさに天と地は一体となって天地の徳を発揮したと言えましょう。 ただ、いかに天地の徳が広大無辺であって、心癒されるものであっても、それを理解する人間がいなければ天地の徳はいくらあれども、何の役にも立ちません。 蝶や虫たちが、いくら蜜のために美しい花々に寄ってきても、決して花の美しさに魅せられたものではありません。 このようなことから、この宇宙は天と地と人(天地の徳を理解できる崇高なもの)によって成り立っているとされ、この原理がすべての東洋占術の出発点であります。 さて、姓名判断では、姓名を宇宙を表明していると仮定し、天は天格、地は地格、人は人格の画数で表わされ、そのバランスの美しさによって、人の運勢の高下が決まってくると言えます。 字画の画数のみにあまりとらわれてはいけませんよ。
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