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名前を付けるような場合には、得てして、画数のみにこだわって命名する人もいるようですが、本当は字画のみではなく、名前を呼んだときの音の響きが美しいかどうか、あるいは、名前を見た瞬間、忌み嫌われるような漢字が使用されていないかどうか、など命名にはいろいろとチェック事項があります。 なぜ、名前の「読み方」や「響き」が大切かと言うことを、少し説明してみましょう。 【 「イ」 の 言 霊 】 たとえば、「イ」というのは、「命(いのち)」のことであります。 私たちが生きているのは、息をする・・・・すなわち「生命(いのち)の気」を吸うことで、「生きる」ことで、「生気(いき)入る」が「生きる」ということになります。 ですから、「イ」は、「生命(いのち)」を表わす言霊(ことだま)であります。 【 「エ」 の 言 霊 】 たとえば、「エ」というのは、これは「切り分ける」という言葉のハタラキがあります。 木の枝(えだ)などの「エダ」の「エ」ですね。 大きいものから切り分けられたのが「エ」であります。 切るハタラキの言霊(ことだま)で、また、「江(エ)」という字なども、これは広く広大な海を「入江(いりえ)」といって、小さく切り分けられた海というような意味があります。 それからまた、いろいろ沢山ある中から「選(えら)ぶ」のも、「エ」の言霊(ことだま)がついています。 「選ぶ」のは、沢山ある中から「切り分ける」から、そういう響きを持った言葉が使われているわけです。 テレビの時代劇などを見ていますと、お互いに相手を斬り合うときなどにも、「エイ・・・」と言って斬り合っていますが、この「エ」という言霊も、お前の肉体を切り分けるという意味の「エ」であります。 このように、ある言葉の発音には、深い意味がありますので、命名の時にも、不吉な言葉とか嫌な発音は使用しないよう留意してください。 【 「ウ」 の 言 霊 】 「う」という声、あるいは響きというものは、口をまったく開かなくてもしぜんに出るところの内に含む声であり、これはエネルギーを内にためてそこから何かを生み出そうとする、あるいは外に現われようとする声で、「陰」の声であり、女性の働きでもあります。 すべての生命は海(うみ)から誕生したと言われるように、この海(うみ)の「う」も何かを生み出す言霊(ことだま)であり、また、怪我をしたところが膿めば、そこから膿(うみ)が出ますが、やはりこの膿(うみ)の「う」も同じ語源であります。 わたしたちがトイレに行って「ウーム」と力む声であり、女性がお産の時に、エネルギーを内にためて赤ん坊を生もうとする瞬間の「ウーム」といきむ声でもあります。 そして「いきみ」が頂点に達して「オギァ−」と赤ちゃんが生まれたら、「アー、やれやれ」となって「あ−」の声になります。 これが「陰極きわまって陽転する」ともいい、「あ」の声は陽の働きであります。 人間は気合いを入れるときは、「あ」の声ではエネルギーは充填できません。 気合いを入れるときはかならず「ウー」という声なき声でエネルギーを腹にためていると思います。 ※ 英語で女性のことを「ウーマン」と言いますが、これは「ウーの人」ということかもしれません。 このように、すべての言葉、あるいは発音には、すべて言霊なり言霊がありますので、私たちが人と話す場合にも、できるだけ綺麗な言葉を使わなければ、知らず知らずのうちに悪い運勢を引き寄せますので気をつけましょう。 |
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